会場を持たないオーダーメイドの結婚式をプロデュースするブランド「pensée de gorille(パンセデゴリレ)」。そのユニークな名前の裏には、業界未経験からキャリアをスタートさせ、トッププロデューサーへと駆け上がったRIKUさんの、エネルギッシュで愛情深い人柄が隠されています。彼女が結婚式作りに捧げる情熱の源泉、その物語の始まりを紐解きます。
目次
- 「今日からが、結婚式のはじまり」RIKUさんが何よりも大切にする、準備という名の美しいプロセス
- 「あなたらしさ」以上に、美しいドレスはない。RIKUさんが引き出す、ふたりのありのままの輝き
- ふたりの物語が息づく空間へ。アートディレクターと紡ぐ、世界でひとつのウエディングデザイン
- 最高の1日を創る仲間は「人柄」で選ぶ。RIKUさんだからこそ叶う、心で繋がるドリームチーム
- たった4回の打ち合わせで、一生の親友のように。RIKUさんと歩む、頼れる姉のような伴走のカタチ
- なぜ、プロセスに情熱を注ぐのか?「結婚式は人生への投資」と語るRIKUさんの熱き想い
- 「結婚式、もっとわがままでいいんです!」フリープランナー RIKUさんから未来のふたりへ贈る、愛あるエール
「今日からが、結婚式のはじまり」RIKUさんが何よりも大切にする、準備という名の美しいプロセス
業界未経験からフリープランナーへと転身したRIKUさん。そのユニークなブランド名「パンセデゴリレ(ゴリラの想い)」には、パワフルながらも愛情深い彼女の仕事への姿勢が表れています。結婚式当日だけでなく、そこに至るまでの準備期間「プロセス」を何よりも大切にし、一日一日を幸せな時間としてプロデュースする。RIKUさんが描く「今日から結婚式」という、新しいウエディングの価値観に迫ります。
パンセデゴリレのユニークなブランド名とRIKUさんの経歴
——パンセデゴリレ、直訳すると「ゴリラの想い」というユニークなブランド名もさることながら、RIKUさんが業界未経験者ということにまずは驚きました。
RIKUさん:
実はそうなんです。新卒で住宅メーカー、その後は酒造メーカーの営業として働いていて、結婚式場やホテルで働いた経験はありませんでした。前職であるCRAZY WEDDINGへの入社を機にオーダーメイドの結婚式を作るようになり、3年前にパンセデゴリレとして仲間と一緒に独立しました。
幼い頃からダンスを続け、大学時代はラクロス部に所属、住宅メーカーや酒造メーカーもそれなりにハードな仕事だったのですが、体力があり、ゴリラのように働くことから前職の仲間からは「ゴリラプロデューサー」と呼ばれていて(笑)。そのニックネームに誇りを持っていたので、独立後のブランド名にも使うことにしました。
結婚式作りで最も大切にしている「プロセス」
——結婚式を作る上で、大切にされていることは何ですか?
RIKUさん:
パンセデゴリレは「今日から結婚式」というブランドメッセージを掲げています。結婚式当日が素敵なのは、もちろん当然のこと。でもそれ以上に大切にしたいのが、結婚式に至るまでの「プロセス」、当日までに過ごす準備期間なんです。
結婚式を本番当日の3時間だけと考えてしまうと、費用も高いし準備も大変だと感じてしまうかもしれません。でも、それまでの数ヶ月間、長い方だと一年くらいの準備期間全体を、幸せな時間として過ごしてほしいんです。「式当日に何をするか」よりも、「誰に何を伝えたいか」「どんな人を呼びたいか」を考えること。準備を進めながら、家族に感謝を伝えてもいいし、ゲストにお手紙を書いて渡したりしても素敵ですよね。結婚式当日が必ずしもピークじゃなくていいんです。ここまでプロセスを重視しているところは、他にはあまりないかもしれませんね。

「あなたらしさ」以上に、美しいドレスはない。RIKUさんが引き出す、ふたりのありのままの輝き
オーダーメイドウエディングと聞くと、特別な演出や華やかな装飾を想像するかもしれません。しかし、フリープランナーであるRIKUさんが何よりも大切にするのは、新郎新婦が元々持っている「ありのままの魅力」です。丁寧なヒアリングを通して、本人たちでさえ気づかなかった素敵な個性や人間力を最大限に引き出す。小手先の演出に頼らない、RIKU流のおもてなしとウエディングの本質に触れてみましょう。
「その人らしさ」を表現するためのヒアリング術
——RIKUさんは新郎新婦へのヒアリングにとても時間をかけていると聞きました。お二人らしさを表現するために心掛けていることはありますか?
RIKUさん:
お二人の「人間力」というか、その人らしさ、その人の素敵なところを、どこまで最大限に引き出してあげられるか、というのをすごく大事にしています。オーダーメイドウェディングというと演出や装飾といった面が注目されがちですが、どれだけ素敵な演出をしても、ご本人たちの「らしさ」が出ていないと意味がないんです。演出がどれほど素敵に見えても、ご本人たち以上のものは作れないんですよね。
だから、「どうやったらその人の素敵なところを引き出してあげられるかな」というのをいつも考えながらプロデュースしています。「ああ、自分にはこんな素敵なところがあったんだ」とか、「私が好きになった彼は、やっぱりこんなに素敵な人だったんだ、間違ってなかった!」みたいに感じてもらえるような。お二人が元々持っている魅力を一番大切にしたいんです。

ふたりの物語が息づく空間へ。アートディレクターと紡ぐ、世界でひとつのウエディングデザイン
フリープランナーRIKUさんのウエディングを特徴づけるのが、アートディレクターの存在です。単に好きな色やテイストで飾るのではなく、「ゲストからどう見られたいか」「どんな自分でいたいか」というメッセージ性から空間をデザインしていきます。プロデューサーとアートディレクターが連携し、時にはその土地の自然さえも取り入れながら、世界で一つのウエディングを創り上げるクリエイティブの裏側を紐解きます。
アートディレクターと作り上げる会場装飾
——パンセデゴリレは同じ会場でもガラリと雰囲気の変わる装飾も印象的です。会場装飾はどのように作り上げているのですか?
RIKUさん:
私(プロデューサー)の他に、アートディレクターが二人いるのがパンセデゴリレの大きな特徴です。アートディレクターは空間のディレクションをする役割を担うのですが、ウェディング業界ではまだあまり馴染みがないかもしれませんね。まずは私がお二人からじっくりお話を伺って、「ウェディングコピー」を作ります。空間装飾はそのコピーを元に考えられていきます。単に「何色が好き」ということよりも、「その日、ゲストからどう見られたいか」「どんな自分でいたいのか」といった、ゲストからの見られ方や伝えたいメッセージから空間をデザインしていくんです。
もちろん、装飾のこだわりがあるお客様もいますし、好みにも合わせます。「すごくシンプルがいい」とか「とっても派手にしてほしい」といったご要望も形にします。ただ、好きなものだけじゃなくて、見られ方、伝えたいこと、そういったものを大切に形にしています。デザインやグラフィックも手がけますし、究極的にはフローリストさんがいない、お花を使わない結婚式だってできるんですよ。
以前、新潟の旅館で結婚式をした時は、旅館の裏庭に生えている自然のものをアートディレクターが当日の朝に摘んできて、会場にあしらいました。そうすることで、会場の雰囲気とちゃんと溶け込むような空間になるんです。せっかく雰囲気のある旅館なのに、いきなり真っ赤なバラがあったら、ちょっとおかしいですもんね。その土地のものを活かす、なんてこともよくやっています。
チームでのイメージ共有方法
——アートディレクターとはどのようにイメージを共有しているのですか?
RIKUさん:
お客様へのヒアリングは、基本的に私一人で行います。だいたい3時間、長いと4時間くらいかけて、じっくりお話を聞かせていただきます。そこで聞いたことをある程度まとめて、情報を整理した状態でアートディレクターと一緒にブレインストーミングするんです。「こんなお二人で、こんなことを結婚式で伝えたいと思うんだけど、どうかな?」「あ、そしたらこんなのできるんじゃない?」みたいに一緒にアイデアを出し合って、一日の構成を具体的に練り上げ、お客様にご提案します。この時間が一番面白いかもしれませんね。

最高の1日を創る仲間は「人柄」で選ぶ。RIKUさんだからこそ叶う、心で繋がるドリームチーム
最高の結婚式は、最高のチームがあってこそ生まれます。フリープランナーであるRIKUさんは、カメラマンやヘアメイクといったクリエイターを、技術やテイスト以上に「人柄」で選び、新郎新婦にとって理想のチームを編成します。持ち込みが自由なだけでなく、なぜその人が良いのかまで愛情を持って伝えるRIKUさんならではのチームビルディング術。そこには、当日の空気感を何よりも大切にする想いがありました。
外部クリエイターの選び方と持ち込みの可否
——カメラマンやヘアメイクさんなど、外部のクリエイターはどのように決めるのですか?持ち込みも可能なのでしょうか?
RIKUさん:
基本的には持ち込み自由で、どんな方とでもご一緒します。ただ、多くの場合は私から「この人どうですか?」とおすすめのクリエイターさんをご紹介していますね。クリエイターを選ぶ上で重視しているのは「人柄」です。もちろんテイストや好みも大切なんですが、結婚式って当日の空気感が何より大事。カメラマンさんが写真を撮りながらどんな声かけをしてくれるかとか、ヘアメイクさんがどんな表情で新郎新婦を見守ってくれているかで、出来上がる写真や映像、そしてお二人の気持ちも変わってくると思うんです。
だから、「あなたにはこの人がいいと思うよ。なぜなら、こんな雰囲気で、こんなコミュニケーションを取ってくれる人だから」というように、そのクリエイターさんの人柄をお客様にお伝えするようにしています。式場だと提携のクリエイターがいて、毎回決まった方が担当することも多いと思いますが、私たちは毎回が初めての会場、初めてのチームということも少なくありません。だからこそ、プロデューサーとして「このお二人だからこんな日にしたい」という想いをチーム全員で共有し、それをどんなエネルギーで支えてくれるか、その「人柄」や「チーム力」を本当に大切にしています。お客様には、テイストはこちらである程度考えてご提案し、人柄で選んでもらう、というイメージが近いかもしれません。もちろん、お二人が「どうしてもこの人がいい!」という方がいれば、大歓迎ですよ!

たった4回の打ち合わせで、一生の親友のように。RIKUさんと歩む、頼れる姉のような伴走のカタチ
結婚式の準備は決めることが多く、大変なイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、フリープランナーRIKUさんの打ち合わせ回数は意外にも少ないのです。その秘訣は、初回に3〜4時間かけて行う濃密なヒアリングと的確な提案力にあります。ただ寄り添うだけでなく、プロとして二人の未来をリードする、まるでお姉さんのように頼れるRIKUさんのサポート体制の魅力に迫ります。
新郎新婦との関係性の築き方
——結婚式準備は具体的にどのように進んでいきますか?RIKUさんとお二人との関係性を教えてください。
RIKUさん:
お客様との距離は近い方かなと思います。カジュアルに、何でも気軽に話していただけるような関係性を築くことを心がけています。一方で、ただ仲が良いというだけでなく、プロフェッショナルであることは常に意識していますね。基本的には何でも聞きますし、「なんでもいいよ」というスタイルではあるんですけど、プロとして「ここだけは譲れないよ」とか、「それはやめた方がいいかもしれないね」ということは、ちゃんとお伝えするようにしています。ただ寄り添うだけじゃなくて、お二人の2、3歩前を歩いてリードしてあげられるような、頼れる存在でありたいなと常に思っています。
少ない打ち合わせでも万全な準備ができる理由
——当日までの打ち合わせ回数は4回と伺いました。一般的な式場に比べると少ない印象ですが、それでも十分な準備ができる秘訣はなんでしょうか?
RIKUさん:
ご契約後、会場を決定し、そこから本格的な打ち合わせがスタートします。なぜ全体の打ち合わせ回数が少ないかというと、1回目のヒアリングにとにかく時間をかけるからなんです。3時間、時には4時間近くかけてお二人のことをとことん聞いていくうちに、お二人が何が好きで、どんなことを大事にしたいのかが、もう十分すぎるほど分かるんですね。だからその後の打ち合わせではお二人に悩んで考えてきてもらうというよりも、こちらから「こんなのはどうですか?」と提案する形を撮っています。一緒に作るというよりも、ヒアリングを元にこちらが一生懸命考えて、提案し、それをベースに「こうしよう」と決めていく。だから打ち合わせ回数が少なく済むのかなと思います。
2回目の打ち合わせでウェディングコピーを提案する時には、もう当日の全体的な流れは大体決まっております。その後、装飾のご提案をし、最後に司会者さんと当日の細かな段取りを確認したら、あとは結婚式本番を迎えるだけになります。最初にお伝えしたように、私たちはお二人に「プロセス」に時間と気持ちを使ってほしいと考えています。例えば、ご自身のことを一万字で書いてみるとか、それを大事な人に読んでもらってお手紙をもらうとか、そういったプロセスに集中してほしい。だから、他のことで心配させたり、時間を取らせたりしないように心がけています。

なぜ、プロセスに情熱を注ぐのか?「結婚式は人生への投資」と語るRIKUさんの熱き想い
なぜRIKUさんは、結婚式当日だけではなく、そこに至るまでの「プロセス」をこれほどまでに大切にするのでしょうか。その背景には、「人の魅力は簡単には引き出せない」という気づきと、「結婚式は人生への投資」という独自の哲学がありました。費用対効果という言葉さえ使い、準備期間の価値を最大化しようとするRIKUさん。フリープランナーとして結婚式作りに情熱を燃やす、その想いの源泉を語ります。
「プロセス」を大切にするようになったきっかけ
——当日だけでなく、「プロセス」を大切にしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
RIKUさん:
その人らしさ、その人の魅力を引き出したいと考えたときに、当日だけで伝えきるのは難しいな、と感じたのが一番大きな理由です。人の魅力を引き出すって簡単なことじゃない。その人の価値観がどのように出来上がったのか、例えばなんで友達のことがそんなに大事なのかとか、プロセスに時間をかけ、一緒に考えたり深めたりすることで、当日に伝えられることがとても変わるな、と思ったんです。
あとは、シンプルに「もったいないな」と思ったんです。結婚式って高いし、準備も大変じゃないですか。だから諦めたり面倒がっちゃう人も多いけど、「人生の投資」だと思えばどうかなって。お客様にもよくお話するんですけど、結婚式当日だけじゃなく、そこまでの数ヶ月間、さらには式が終わった後の夫婦生活、人生全体で考えたら、数百万円をかける価値があるんじゃないかなって思ったんですね。だから、費用対効果というか、その価値を最大化したいという思いから、「プロセス」というものに共感してくれる人と一緒に結婚式をやりたいなと思って、それを前面に出していこうと考えたのがきっかけです。

「結婚式、もっとわがままでいいんです!」フリープランナー RIKUさんから未来のふたりへ贈る、愛あるエール
結婚式の準備に悩んだり、諦めそうになったりしている未来の新郎新婦へ。フリープランナーのRIKUさんから「もっとわがままでいいんです!」という、心強く、愛情あふれるメッセージが届きました。ゲストのためはもちろん、何よりもまずお二人のために挙げる結婚式の素晴らしさを伝えます。最後に、RIKUさんのウエディング哲学が詰まった3つのポイントも紹介します。
これから結婚式を考える未来の新郎新婦へ
——RIKUさんからの特別メッセージをお願いします。
RIKUさん:
これから結婚式を考える皆さん、準備は大変だと感じることもあるかもしれません。でも、諦めないでほしいんです。「結婚式って、考えることも多くて面倒くさいな…」そう思ってやめてしまうのは、すごく簡単。でも、私は「お二人のために」結婚式を挙げてほしいと、心から願っています。
ゲストをおもてなしすることも大切ですが、まずは何よりもお二人のために。あまり気負わずに、色々と考えすぎずに、まずは「結婚式をやる!」と決めてみませんか?結婚式は、もっとわがままでいいんです。もし、準備の途中で心が折れそうになったら、いつでも私たち「パンセデゴリレ」を頼ってください。あなたの背中を、私たちがいくらでも押しますから。
大丈夫、私たちが最高の結婚式を創り上げます!

RIKUさんの結婚式 3つのポイント
1. 「プロセス」こそが宝物
結婚式当日だけでなく、準備期間そのものがかけがえのない思い出になるよう、お二人だけの特別な「プロセス」をデザインします。
2. 「あなたらしさ」が輝く結婚式
丁寧なヒアリングを通して、お二人のありのままの魅力や価値観を引き出し、それを結婚式の隅々にまで反映させます。
3. アートと人柄で創る空間とチーム
プロデューサーとアートディレクターが連携し、お二人の想いを形にする空間を創造。信頼できる人柄のクリエイター陣と共に、最高のチームでサポートします。
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