目次
- 「もっと自由に、もっと長く」フリープランナーという夢の扉を開いた、小関陽子さんのウエディングへの旅路
- ふたりだけの“色”を言葉に紡いで。小関陽子さんのウエディングを輝かせる、コンセプトという宝物
- 滝の前からキャンプ場まで、すべてが祝福の舞台に。常識を覆す、自由なオーダーメイドウエディング
- 「主役は苦手」そんなふたりへ。ゲストと同じ目線で笑いあう、肩肘張らない自然体のウエディング
- 料理も衣装もクリエイターも、すべてはふたりのために。フリープランナー小関陽子さんと創る、最高のチームの絆
- 「ふたりらしさって何だろう?」と迷うあなたへ。小関陽子さんから届いた、心温まるメッセージと未来への輝き
- 小関陽子さんの結婚式のポイント
「もっと自由に、もっと長く」フリープランナーという夢の扉を開いた、小関陽子さんのウエディングへの旅路
就職活動中に出会ったフリープランナーという働き方に感銘を受け、当初から独立を志していた小関陽子さん。様々な場所で結婚式を創りたいという探求心と、仕事を長く続けたいという願いが、彼女を新たなステージへと導きました。
5年間の式場経験を経て、フリーランスとして7年目を迎えた彼女の情熱の源泉に迫ります。
フリープランナーを目指したきっかけ
——プランナーの仕事をする中で独立を目指される方、ライフステージの変化で独立される方は多いですが、小関さんの場合、最初から独立を視野に入れていたと伺い、驚きました。
小関さん:
そうなんです。就職活動をしている時にフリープランナーという存在を知り、「そんなウェディングの作り方があるんだ」と感銘を受けたのが最初のきっかけで、そこからゆくゆくはフリーになりたいという気持ちがずっとありました。
理由は大きく二つあります。一つは、式場では同じ場所でしか結婚式ができないこと。もっと色々な場所で結婚式を作れたら、という想いが当初からありました。
もう一つは、仕事とプライベートの両立がどうしても難しいウェディング業界において、より自由に、そして長くこの仕事を続けたいと考えていたからです。
結果、専門式場やゲストハウスで5年ほど勤めたのち、フリーランスになって現在7年目です。

ふたりだけの“色”を言葉に紡いで。小関陽子さんのウエディングを輝かせる、コンセプトという宝物
小関陽子さんが贈る「コンセプト」は、ふたりらしさという“色”を言葉で表現した特別な贈り物。自分たちらしさが分からないカップルでも、生い立ちから列席者一人ひとりとの関係性までを紐解く丁寧なヒアリングで、本人たちも気づかなかった魅力を発見します。
「プラスアルファ」というコンセプトが生んだ、心温まる演出のエピソードを紹介しましょう。
コンセプトの創り方
——小関さんの結婚式には一組ごとに贈られるコンセプトがあります。唯一無二のコンセプトは、どのように紡ぎ出されるのでしょうか?
小関さん:
「YOUR WEDDING&DESIGN」という屋号にも込めている通り、私が一番大事にしているのは「ふたりらしい」結婚式にすることです。お客様は十人十色なので、その色を言葉で表現したものが「コンセプト」です。
とはいえ、明確に好きなものがあったり、自分らしさが最初から言語化できている人の方が少ないですよね。結婚式に向けた打ち合わせは当日の半年ほど前から月に1回のペースで行うのですが、特に初回の打ち合わせではじっくりお話を聞く時間をいただいています。
ヒアリングではお二人の生い立ちから今までのこと、ご家族のこと、最近では列席者一人ひとりとの関係性までお伺いします。そこから見えてきたらしさを、コンセプトとしてお二人にお贈りしています。
具体的なコンセプトの事例
——具体的なコンセプトをひとつ教えていただきたいです。
小関さん:
先日結婚式を挙げたお二人には、「プラスアルファ」というコンセプトをご提案しました。お二人ともとても明るい人柄で、お一人でも楽しく生きていたけれど、結婚することでさらに明るさや人生の楽しさが増えた、というお二人でした。
二人が一緒になることで人生にプラスアルファが生まれる、そんな想いを込めたコンセプトです。
結婚式当日は、まず会場に足を踏み入れた瞬間から元気になれるような、ビタミンカラーの装飾にしました。さらに席札をオリーブオイルの小瓶にし、お料理のスープに一滴たらすと味が変わる仕掛けを演出。
お二人が結婚することで人生の楽しさがましたように、何かを加えることで新しい価値が生まれる、そんな体験をゲストにも味わっていただいたんです。

滝の前からキャンプ場まで、すべてが祝福の舞台に。常識を覆す、自由なオーダーメイドウエディング
滝の前での二人だけの挙式や、ゲスト全員で宿泊するキャンプ場ウエディング。小関陽子さんの手にかかれば、どんな場所も忘れられない祝福の舞台へと生まれ変わります。
アウトドアの結婚式で心配される天候対策も万全。代替案を必ず用意し、安心して当日を迎えられるよう配慮する徹底ぶり。想像を超えるロケーション選びの魅力に触れます。
印象的な会場
——なかなか斬新な仕掛けですね!「もっと自由に結婚式を作りたい」という想いから独立された小関さんですが、これまでの事例を伺うと、会場もなかなかユニークです。中でも印象的な場所はありますか?
小関さん:
思い出深いのは、コロナ禍で行った、滝の前でお二人だけで挙げた結婚式。他には何もない広いホールに、家具やキッチン設備もすべて運び込んで、100名規模のパーティーを作ったこともあります。
アウトドアをご希望される方も多く、キャンプ場を貸し切って、結婚式の後はそのままゲスト全員で宿泊するようなウェディングも何度かプロデュースしたことがあります。夜は結婚式の余韻に浸りながらみんなで集まって語りあかし、翌朝は一緒に朝ごはんを食べてから解散する。
自然の中でリラックスし、一日を通してゲストと過ごせるのは素晴らしい体験でしたね。
アウトドアウェディングの天候対策
——アウトドアウェディングだと、天候の心配はないでしょうか?
小関さん:
もちろん当日の天気は誰にも予測できません。なので屋外会場を希望される方には、雨対策ができる代替案をご提案できることを第一条件として会場をご紹介しています。
万が一の天候不良の際も、ゲストに安心して過ごしていただける場所をしっかりと吟味した上でご提案しますので、ご安心ください。

「主役は苦手」そんなふたりへ。ゲストと同じ目線で笑いあう、肩肘張らない自然体のウエディング
「主役になるのは恥ずかしい」と感じるカップルの気持ちに、小関さんは深く共感します。だからこそ提案するのは、新郎新婦が「主催者」としてゲストと同じ温度感で楽しめる一日。高砂をなくし、ゲストテーブルを自由に回って会話を楽しむスタイルは、心からのリラックスと笑顔を生み出します。誰もが自然体でいられる空間作りの秘訣とは。
自然体で楽しめる結婚式
——オーダーメイドウェディングというと、派手な装飾や個性的なコンテンツも多いイメージがあります。
小関さん:
もちろんそういうのが好きなお客様もいらっしゃいますが、大多数の方はそうではありません。むしろ、自分たちが主役になるのは恥ずかしい、違和感だと仰る方も多いです。私自身もどちらかというとそちらのタイプなので、お気持ちはすごく分かります。
そんなお二人が大切にしたいのは、主役になることではなく、みんなで集まって、楽しめる場を作ること。ゲストと一緒になって、心からリラックスして楽しめる時間を過ごすことです。腕を組んで入場するのが恥ずかしければ、別にそうする必要はありません。
新郎新婦が座るメインテーブル(高砂)をあえて作らない、という選択もよくあります。そうすることで、二人が特定の場所に留まることなく、自由にゲストテーブルを回っておしゃべりしたり、一緒に食事を楽しんだりできるからです。私からも、お二人が「主役」というより「主催者」として、ゲストと同じ温度感で肩肘張らずに楽しめる一日をご提案することが多いですね。

料理も衣装もクリエイターも、すべてはふたりのために。フリープランナー小関陽子さんと創る、最高のチームの絆
フリープランナー小関陽子さんのチームビルディングは、完全オーダーメイド。固定のチームは持たず、カップルの雰囲気やテイストに合わせて最高のクリエイターを提案します。
持ち込みも完全に自由で、料理はケータリングで焼き鳥さえも登場する柔軟さ。遠方のカップルとはオンラインで繋がり、法人化して仲間を増やしながら、作り手も輝く結婚式を目指す彼女の今を伝えます。
チーム体制とサポート
——オーダーメイドウェディングはクリエイターも大きな要素となります。YOUR WEDDING&DESIGNはどのようなチーム体制ですか?
小関さん:
毎回固定のチームはなく、お客様の雰囲気やテイストに合わせて、「この方が合いそうだな」という視点からメンバーをご提案しています。いずれも私自身が強く信頼を寄せている、この方であればという人をご紹介します。もちろんご自身でお願いしたい方がいれば、それも全く問題ありません。
持ち込みは完全に自由です。料理に関してもケータリングや出張シェフを手配し、オーソドックスなフレンチのコースだけでなく、本格的なお寿司を出したり、来月は焼き鳥を出す予定の結婚式があったりと、かなり自由度が高いです。
私が現在手がけているのは愛知を中心とした東海地方での結婚式ですが、地元がこちらでも、現在は関東やその他遠方地域にお住まいのお客様も多くいらっしゃいます。
そういったお客様とはオンラインで打ち合わせをしますし、お仕事終わりやお子様が寝た後の時間帯など、お二人のご都合に合わせて柔軟に対応します。いつでも気軽に、ご負担なく連絡を取り合える関係性を心がけていますので、ご安心くださいね。
これまで7年ほど個人として活動してきましたが、今年は法人化し、仲間を増やしています。私自身がプライベートと仕事の両立を目指して独立したように、ウェディング業界でそのような仲間をもっと増やしていきたいと思っています。そうして、作り手側もワクワクできるような結婚式を作り続けていきたいです。

「ふたりらしさって何だろう?」と迷うあなたへ。小関陽子さんから届いた、心温まるメッセージと未来への輝き
結婚式という特別な一日は、未来のふたりを支える大きな励みになるはず。プランナーの小関陽子さんから、結婚式を考えているすべてのカップルへ、温かいメッセージが届きました。「まだ何も決まってなくても大丈夫」という彼女の言葉と、ふたりらしさを見つけるための5つの約束。唯一無二の一日を創り上げる旅への、最初の一歩がここにあります。
小関陽子さんからの特別メッセージ
——最後に、結婚式を考えているすべてのカップルへ、小関さんから温かいメッセージをいただきました。
小関さん:
結婚式は、その日にしか感じられない胸が熱くなる瞬間を体験できる、本当に特別な一日です。そして、その一日はきっと、これからのふたりの人生にとって大きな励みになるはずです。
私たちの仕事は、その唯一無二の一日を、全力で、おふたりと一緒に創り上げていくことです。「ふたりらしさって何だろう?」と思っていたり、まだ何も決まってなくても大丈夫です。どんな些細なことでも、まずはお気軽にご相談いただけたら嬉しいです。

小関陽子さんの結婚式のポイント
1. 本質を見抜くヒアリング力
生い立ちから価値観まで深く掘り下げ、ふたりも気づいていない「らしさ」を発見し、想像を超えるコンセプトを提案します。
2. 無限のアイデアと実現力
滝の前からキャンプ場まで、あらゆる場所を舞台に変えます。常識にとらわれない自由な発想で、唯一無二の一日をゼロから創造します。
3. 完全な自由とオーダーメイド
料理、衣装、クリエイター、アイテムなど、すべて持ち込み自由。ふたりの理想に合わせて最高のチームを編成し、細部までこだわりを反映できます。
4. 自然体でいられる空間作り
「主役」が苦手なカップルにも寄り添い、ゲストと同じ目線で楽しめるアットホームな雰囲気を大切にします。
5. 柔軟なサポート体制
遠方からの依頼でも、オンライン打ち合わせを駆使して手厚くサポート。ライフスタイルに合わせた柔軟な対応で、安心して準備を進められます。
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